矯正歯科とは
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当クリニックの矯正歯科
寺井矯正歯科クリニックでは、
時間がかかる治療だからこそ
安心して矯正歯科治療を続けられるように、
一人ひとりに寄り添った治療を提供します
笑顔の魅力は口元の印象で決まるといっても過言ではありません。自信をもって思いきり笑えるように、矯正歯科治療で健康できれいな歯並びを手に入れませんか?
寺井矯正歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりの悩みにしっかりと耳を傾けたうえで、症状とご要望に合った治療をご提供します。
治療期間が長期にわたる矯正歯科治療では、患者さまに安心して通っていただけることが大切です。そのため、当クリニックでは常におもてなしの精神をもって患者さまに接し、不安なことがあれば気軽にお話いただけるように信頼関係を築くことを心がけています。お子さまの治療の場合はさらに治療期間が長くなるので、途中でくじけてしまわないように、励ましたりなぐさめたりしながら一緒になって治療を進めていきます。
歯並びや噛み合わせで気になることがあれば、ぜひ当クリニックにご相談ください。
症例によっては
抜歯しない矯正歯科治療も可能です
患者さまに「できるだけ歯を抜かずに治療したい」というご要望があり、当クリニックの治療方針としてもそれで問題なく治療できると判断した場合には、抜歯をせずに治療を進めることが可能です。
また、子どもの矯正では、基本的には歯を抜かずに治療を進めていきます。
しかし、永久歯が生え揃った段階での治療では、歯のサイズに対して顎が小さく、歯列の乱れや顔のゆがみを引き起こすおそれがある場合などは、抜歯が必要と判断することもあります。その際には、見た目の美しさと機能性の両面から抜歯の必要性を患者さまにご理解いただけるまで丁寧にご説明し、患者さまのご意見を伺います。もちろん、患者さまが望まれない治療を強制するようなことはありません。
メリットとデメリットを十分にご説明し、認識されたうえで患者さまの判断を尊重し、治療を進めていきます。
矯正歯科治療の種類
目立ちにくいブラケットによる表側からの矯正
表側矯正は、矯正歯科治療においてスタンダードな治療法です。歯1本1本の表面に小さな四角い装置を接着し、その中央にワイヤーを通して引っ張ることで歯並びを整えます。幅広い症例に対応し、治療費を抑えられるのがメリットです。ただし歯の表側に矯正装置を取りつけるため、どうしても目立ちやすくなります。当クリニックでは目立ちにくい白いブラケットによる治療も可能なので、装置の見た目が気になる方はご相談ください。
表から見えにくい裏側からの舌側矯正
舌側矯正は、ブラケットとワイヤーという矯正装置を歯の裏側(舌側)に取りつけ、歯並びを整える治療法です。普段の生活では装置が見えにくく、周囲にほとんど気づかれずに歯並びを整えることができます。治療費は表側矯正より高額になりますが、目立つ装置に抵抗がある方や、見た目の印象が重要なお仕事をされている方などにおすすめです。当クリニックでは、表側矯正で治療できる症例ならほとんどの場合において舌側矯正でも治療できます。
上は裏側から、下は表側から矯正するハーフリンガル
ハーフリンガルは、ブラケットとワイヤーによる矯正装置を、上顎は歯の裏側に、下顎は歯の表側に取りつける治療法です。笑ったときなどに目立つ上顎の歯は、裏側に装置を取りつけているので見えにくく、表側矯正より審美性に優れています。また下顎は表側矯正なので両顎とも舌側矯正で治療するよりも治療費を抑えられる点もメリットです。目立たない装置を希望するけれど治療費も抑えたいという方に適しています。
子どもの歯並びを治す小児矯正
子どもの時期から歯並びや噛み合わせを改善できると、見た目だけでなくお口の健康にとってもお子さまに多くのメリットをもたらします。しかし、成人矯正よりも治療期間が長期にわたる小児矯正では、お子さま自身のやる気が重要です。当クリニックでは今の歯並びでいることのリスクと治療の必要性をお子さまに丁寧にご説明しますが、決して無理強いはしません。お子さまの気持ちに寄り添いながら安心して治療を進められるようにしていきます。
著しい顎の変形や欠損歯などの保険適用となる矯正治療
外科手術が必要なほど顎が著しく変形している場合や、生まれつき歯が6本以上欠損しているなど厚生労働大臣が指定する疾患が原因で噛み合わせに異常をきたしている場合は、矯正歯科治療に保険が適用されます。なお、どの歯科医院でも保険適用で対応できるわけではなく、「顎口腔機能診断施設」または「指定自立支援医療機関」でのみ対応が可能です。当クリニックは「顎口腔機能診断施設」および「指定自立支援医療機関」として認定されています。
ほかにも患者さまからのさまざまな質問にお答えしています。
矯正歯科治療の流れ
矯正歯科治療は、一般的な歯科治療とは違い、長期にわたる治療です。
こちらでは、一般的な矯正歯科治療の流れをご説明しています。
当クリニックでは「可能なかぎり歯を抜かない治療」をめざし、患者さまのご要望を伺いながら治療方針を決めていきますが、見た目の美しさや治療後の噛み合わせの安定を考慮した結果、「歯を抜いて治療した方がよい」と診断する場合もあります。その場合には、患者さまに歯を抜く必要性について丁寧にご説明します。
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初診カウンセリング
STEP
視診の結果から現在のお口の状態と矯正歯科治療の概要についてわかりやすくご説明します。
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資料採得
STEP
お口の状態を詳しく把握するため、口腔内写真・顔貌写真・レントゲン写真の撮影を行なうほか、歯列模型を作製するための歯型をとります。
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STEP
コンサルテーション
治療計画の説明・矯正前の治療STEP02で得た資料をもとに治療計画を立案し、患者さまに詳しくご説明します。
虫歯などがある場合は、矯正装置を取りつける前にその治療をしておきます(虫歯などの治療は他院で治療を受けていただきます)。- 初期治療
- 永久歯が生え揃っていないお子さまで、現在の歯並びや噛み合わせを改善して顎の発達を正常に導く必要がある場合には、初期治療を行ないます。
- 永久歯交換
- 顎の発達(経過)を観察します。
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STEP
本格的な治療の開始
装置を歯に装着し、歯を移動させる治療を開始します。治療期間は患者さまのお口の状態によって異なりますが、 平均的に2~3年ほどです。
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STEP
動的治療終了・保定期間
動的治療(歯を動かす治療)が完了したあとは、後戻りの防止と噛み合わせの安定のために、保定装置を装着していただきます。また、歯並びの状態を確認するため、3~6ヵ月に一度は通院が必要です。原則として動的治療に必要とした期間と同じ期間だけ保定装置を装着します。
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STEP
メンテナンス
噛み合わせは年齢を重ねることで変化しやすくなります。定期的にメンテナンスのために通院いただき、噛み合わせや歯並びに問題がないかチェックを受けるようにすると良いでしょう。虫歯や歯周病などの病気を防ぎ、お口の健康を保つためにも定期的なメンテナンスは大切です。
矯正とホワイトニングを組み合わせ、
より自信をもてる口元へ
ホワイトニングは、過酸化水素という歯を漂白する成分を含む薬剤を歯に塗ることで、歯を本来の歯の色より白くする処置です。
矯正したあとにホワイトニングを行なうと、歯並びが整っているので、歯に均一に薬剤が浸透し、色ムラのない仕上がりになります。また、治療後に歯並びを安定させるために使用する保定装置をマウスピース型のものにすると、それを使ってスムーズにホワイトニングを行なうことが可能です。
歯並びがきれいなうえに歯が白くなると、笑顔の魅力はさらにアップします。より美しい口元を手に入れたい方は、矯正治療後のホワイトニングをぜひご検討ください。
ホームホワイトニング
当クリニックでは、矯正歯科治療後のホワイトニングにホームホワイトニングをおすすめしています。ホームホワイトニングは、自宅などで好きな時間に手軽にできるホワイトニングで、ツヤのある白さが長持ちするのが特徴です。通院の必要がないので、忙しくて歯科医院に通えない方にも適しています。
ホームホワイトニングの特徴
- 歯科医院に通わなくてもできる
- ツヤのある白さに仕上がる
- 白さが長持ちしやすい
- 前歯だけでなく奥歯まで白くできる
- 白さを維持するためにコストがかからない
- 再着色しにくくなる
ホームホワイトニングの流れ
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治療前診断
STEP
ホワイトニングをする前にPMTCとよばれる歯のクリーニングを行ないます。PMTCを行なうことでホワイトニングの薬剤が歯の表面に浸透しやすくなります。
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マウストレー(マウスピース)の作製
STEP
患者さまのお口の型をとり、ホームホワイトニング専用のマウストレー(マウスピース)を作製します。
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STEP
薬剤塗布治療(ご自宅で)
マウストレーが完成したら、ご自宅でマウストレーの中にホームホワイトニング専用の薬剤(ジェル)を注入し、1日2時間ほど装着していただきます。2~3週間ほど継続すると希望白さに到達できることが多いです。なお、実施する期間の長さによって白さは調節できます。
●矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生え揃った後に行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
- ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
- ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
- ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
- ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
- ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
- ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
- ・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- ・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
- ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
- ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
- ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
●リンガル(舌側)矯正装置による治療にともなう一般的なリスク・副作用
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・装置に慣れるまで発音しづらいなどの症状が出ることがあります。
- ・矯正装置を装着している期間は、適切に歯磨きができていないと、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。歯磨き指導をしますので、毎日きちんと歯を磨き、口腔内を清潔に保つようご協力をお願いします。
- ・歯磨き、エラスティック(顎間ゴム)の使用、装置の取り扱い、通院などを適切に行なっていただけない場合、治療の期間や結果が予定どおりにならないことがあります。
- ・成長期の患者さまの治療では、顎骨の成長を予測し、現段階において適切な治療を行ないますが、まれに予期できない顎の成長や変化によって治療法や治療期間が大きく変わることがあります。また、顎の変形が著しい場合には、矯正治療に外科的処置を併用することがあります。
- ・歯を移動させることにより、まれに歯根の先端がすり減って短くなる「歯根吸収」を起こすことがあります。しかし、適切な矯正力で歯を移動させることでセメント質(歯根表面を覆っている組織)が修復されるため、歯根吸収のリスクを軽減できます。
- ・歯の周囲の組織は、治療前の状態に戻ろうと「後戻り」する性質があるため、治療後も数ヵ月から1年に1回ほどの頻度で通院いただいて歯の状態を管理し、後戻りを防ぐ必要があります。
●ホームホワイトニングにともなう一般的なリスク・副作用
- ・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・薬剤のおもな成分、過酸化尿素には歯の表面の保護膜を溶かす作用があります。保護膜が元に戻るまでの24~48時間程度は、歯の表面が荒れやすくなります。
- ・薬剤が歯の神経に刺激を与えるため、知覚過敏・疼痛・冷水痛などの症状が生じることがあります。
- ・歯の厚さや薬剤の効果が現れにくい部分があることなどにより、白さにムラが出ることがあります。歯の形状には個人差があるため、実際に施術をしないと結果はわかりかねます。
- ・低濃度の薬剤で時間をかけて白くするので、効果が現れるまで時間がかかります。
- ・ご自分で行なうため、白さの調整が難しく、仕上がりの予測がつきにくくなります。
- ・ご自分で行なうため、薬剤の量やマウスピースの使用法などが適切であるか、自己判断が難しくなります。
- ・施術後は、白さを維持するためのメンテナンスが必要になります。